まぶしさや見えにくさはカラーレンズで解決!?眼の特徴別のまぶしさを徹底解剖👀

やっと落ち着いてきましたが、今の時期は陽の光が強く、まぶしさを感じる方も少なくありません。

サングラスをかければ問題ないと思われている方も多いですが、実はサングラスの影響で「見えにくさ」を感じるケースもあります。

今回は、度の入っていないカラーレンズがどのような眼の特徴に向いているのか、また不向きな場合についてご紹介します。

度なしのカラーレンズが向いている眼の特徴

色素が薄い人の場合、カラーレンズ(特に濃い濃度のもの)が有効です。

私たちの眼には、脈絡膜という血管に富んだ組織があります。この組織は黒い色をしており、眼球内に入った光の乱反射を抑える働きがあります。しかし、色素が薄い人はこの脈絡膜の色も薄いため、光の乱反射が増え、結果としてまぶしさを感じやすくなるのです。

もう一つ、まぶしさを防ぐ重要な役割を果たしているのが虹彩です。虹彩はカメラの絞りのように、環境に応じて瞳孔を調節し、眼に入る光の量をコントロールしています。疾患によって瞳孔を絞ることができない方にはカラーレンズや調光レンズなどで光量をコントロールすることは有効です。


 

度なしのカラーレンズが向いていない眼の特徴

一方で、度なしのカラーレンズが不向きな場合もあります。

・近視や乱視がある場合

乱視の種類によっては、見やすくするために瞳孔を縮めているケースがあります。しかし、カラーレンズを使用すると光量が減少し、瞳孔が広がることで近視や乱視の影響が目立ちやすくなり、結果として見えにくさを感じることがあります。また、屈折異常(近視・遠視・乱視)があると、光の焦点が網膜で正しく合わず、視細胞が過剰に反応してしまうため、まぶしさを感じやすくなることもあります。視力が良いように見えても、屈折異常が残っている場合があるため、矯正レンズを用いた適切な対処が重要です。

・外斜位がある場合
外斜位の方は、左右の視線を寄せる必要があります。しかし、濃いサングラスを使用すると暗さの影響で瞳孔が広がり、結果として眼が外に向きやすくなります。これにより、より強く寄り目をしなければならず、見えにくさや疲労を感じることがあります。

カラーレンズを選ぶ際の注意点

このように、元々の屈折異常や斜位などの問題が残っている場合、カラーレンズの濃度によっては不具合を感じることがあります。そのため、カラーレンズだけで対策をするのではなく、まずは眼の状態を正確にチェックした上で適切なカラーを選択することをおすすめします✨

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※疾患がある場合、上記に当てはまらないケースもあります。一度眼科を受診された上でのご来店をおすすめします。

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この記事を書いたスタッフ

たくひろ

たくひろ

[プロフィール]
銀座店オープニングスタッフ。
趣味は料理と人について学ぶこと。
資格取得:鍼灸あんまマッサージ指圧師、栄養コンシェルジュ2ツ星、東大病院鍼灸臨床研修生2ヵ年修了