既製の老眼鏡って、ほんとのところ、どうなの?
こんにちは、視能訓練士ちひろです。
今日のテーマは『既製の老眼鏡って、ほんとのところ、どうなの?』です。
コロナのおかげ?で新しい日常が始まろうとしています。
もう始まってますね。週の半分が在宅勤務になったり、必要なときだけ出勤なんて方もいらっしゃるかと思います。
在宅ワークの最大のメリットは通勤時間がないこと。
満員電車に乗らずに仕事が始められます。それに伴い、眼の環境も変わって来ています。
パソコンに向かう時間が増え、眼で見る範囲が狭くなっていること。
また、休憩時間にTVを見たり、スマホでSNSやYouTubeを見たり・・・
もしかしたら、、一日中、電子機器と にらめっこしていることになります。
そこで、出てくる問題が、眼精疲労や肩こり頭痛など身体の悩み。
少し前からスマホ老眼という言葉が出来たくらい、年齢問わず、”老眼”という永遠のテーマwに悩んでいることと思います。
老眼は 絶対に我慢禁物!!
”メガネを掛けると進むから”とメガネを掛けない方もいらっしゃいますが、
それは間違い!メガネが眼を悪くすることはありません。
しっかり老眼対策することで眼や身体の疲労はケアできるのです。
まず、老眼かどうかのチェックから。
✔メガネを外したほうが近くが見やすい(近視の人)
✔遠く⇔ 近くの往復で、どちらかのピントが合うまでに時間がかかる
✔近くを見る時に眉間にシワが寄る/寄っていると言われる
✔遠くor 近くで 以前は見えていたものが、見えづらいと感じる
✔朝は良いが、夕方〜夜には近くが見えづらいと感じる
いかかでしょうか、ひとつ当てはまると老眼予備軍
2つ以上で老眼の可能性があります。
衝撃の事実。老眼は8歳から徐々に始まっている🔫
調節力の低下=老眼
参考:カールツァイスビジョンジャパン㈱
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身近でイメージしやすいのは、既製の老眼鏡。
銀行の窓口なんかに置いてある、あれです。(右図)
100均やメガネ屋さんで検査なしで手に入るお手軽な近用メガネのことです。
メガネの腕のところに+1.00Dや+3.00Dとか書いてあったり、左右ともに同じ度数で作られています。
既製老眼鏡メリット
・お手頃な価格
・すぐ手に入る
・決まった距離を見るのに視野が広い
・コンタクトレンズ装用者に向いている(左右のバランスを合わせていることが前提)
既製老眼鏡デメリット
・自分にカスタマイズされてないため、不同視の眼には合わない
・ピントの合う範囲が狭い
・長時間掛けていると疲れる、気分が悪くなる
・掛け外しが面倒
どんなものにもメリット・デメリットがありますが、
ご自身が どんな距離で
どんなものを見たいのか
メガネをどうやって使っていきたいか
によってデメリットをデメリットとして感じないこともあります。
掛け外しは面倒!という方には 遠近両用メガネがおすすめです✨
在宅ワークには室内専用の中近両用メガネもいいですね。(ZEISSレンズではオフィスレンズといいます。)
適材適所で 新しい日常に合わせた ぴったりなメガネを選んでいきましょう。
おわり